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【受付時間】

平日(午前8時00分〜午前11時30分)

2科以上の受付は11時00分までになります
診療開始時間 : 午前9時00分から

【休診日】

土曜日・日曜日・祝日

年末年始(12月29日から1月3日)

診療科・部門

Branch

当院はアレルギー学会認定教育施設(新専門医機構アレルギー領域基幹施設に移行)および大阪府アレルギー疾患医療連携病院であり、当科は喘息及び周辺疾患に対して積極的に取り組んでいる。また、喘息治療において重要な吸入療法における吸入指導支援についても他院の協力のもと三島地区吸入連携を主導し、地域医療に貢献しています。

外来では中等症重症例を中心に診療し、喘息日誌、吸入指導、他科とも連携して肥満、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、逆流性食道炎などの併発症を含めた管理を行っている。当科では主に気管支喘息を中心とした気管支や肺のアレルギー疾患を扱っています。

成人喘息パス入院

入院が必要な発作が起こっている成人喘息の方を対象に喘息を抑える治療をしながら、喘息の原因や増悪因子とその対処法について学び、吸入ステロイド治療を中心とした薬物療法の理解と実践を行っていきます。
また、ピークフローメーターを用いて喘息日誌の記載を学んでいただき、長期にわたり自己管理を可能とする8日間のプログラム入院を行っています。入院中は医師、看護師だけでなく、理学療法士や薬剤師とチームで問題点を解決していきます。そうして外来での完全なコントロールと喘息により生活の質(QOL)が影響されないことを目標とした管理につなげていきます。

三島地区吸入指導連携

気管支喘息やCOPDにおいては現在吸入薬による治療が中心となっておりますが、正しく忘れずに吸入していただくためには吸入指導(支援)が重要です。外来においては呼吸器科医師や看護師による指導と院外の調剤薬局における吸入指導があります。高槻市・茨木市・摂津市の三島二次医療圏においては 統一された指導法とフィードバックするシステムが構築されており、共通の吸入指導マニュアル、吸入療法依頼書、報告書を使用しております。また、動画も作成されており、三島地区の医師、薬剤師であればこちらからダウンロードが可能です。(SNS等への拡散は行わないようにお願いします。)

生物学的製剤

吸入ステロイド薬や配合剤の普及により喘息コントロールは改善しておるもおの、数%といわれる重症難治性喘息が存在し、それらに対しては専門施設による治療が必要です。従来用いられてきた全身ステロイド剤は短期の使用であっても繰り返すと有害事象のリスクの増加が指摘されております。喘息病態の解明から開発された生物学的製剤が近年多く上市され、高い有効性を示しております。当院では2009年から積極的に導入し、多くの経験があります。高額な治療ですので費用面の削減の工夫も重要ですが、医事課とも協力してわかりやすくご提示します。

気管支サーモプラスティ

重症化している喘息においては気管支平滑筋と呼ばれる筋肉が肥大化して気管支粘膜下の線維化も見られます。生物学的製剤でも奏功しない場合は 気管支鏡下に平滑筋を電気焼灼する気管支サーモプラスティ治療が保険収載され、当院でも施行が可能です。有効例では数年以上効果が持続するといわれています。