臨床研究について
当院では、医療の発展に貢献するために、各診療科の医師をはじめ各医療スタッフが、患者さんの人権や安全に配慮したうえで、臨床研究に積極的に取り組んでいます。そのために、当院では「医の倫理委員会」を設置し各臨床研究について安全と人権について厳正な審査を行い、その承認が得られた研究のみを実施しています。
また、委員会は、外部から法律の専門家を含む有識者を加えた構成員から成り、公正に審議されます。
倫理審査について
倫理審査に関することにつきましては、厚生労働省が運用しております「倫理審査委員会報告システム」にて公表しております。
・倫理審査委員会報告システムはこちら
臨床研究に関する公開情報(オプトアウト)
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で患者さんに説明を行ない同意を取得したうえで実施します。しかし臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究等については、患者さん各々から直接同意を得る必要はありませんが、研究の目的も含め情報を公開して、さらに、拒否又は撤回の機会を保証することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」と言います。
当院における「オプトアウト」を用いた臨床研究については、下記をご覧ください。
なお、研究のためにご自身のデータや検体を使用されることを望まない方は、各研究責任者又は担当者までお申し出ください。
clinical research
- 食道ESD/EMRにおける偶発症に関する全国調査に関する研究
- 感染症が疑われる検体の次世代シーケンサーを用いた起因病原体特定のための精査
- 当院における心大血管リハビリテーション施設基準取得後の変化と今後の取り組み
- 免疫賦活作用を有する新規分子標的治療後のB型肝炎ウイルス再活性化に関する実態調査(固形腫瘍)
- 骨髄腫関連疾患患者の臨床データおよび治療経過に関する疫学観察研
- 全自動遺伝子検出システム クリニカルPCR(cPCR)の性能評価
- 当院における糖尿病を基礎疾患に有するコロナ感染症例の非糖尿病コロナ症例との後ろ向き比較観察研究
- Subclinical Cushing症候群 新診断基準の妥当性
- 在宅酸素療法患者に対する訪問看護の視点からの問題点と解決策の検討-介護保険制度利用の実態調査
- 糖尿病を基礎疾患に有するコロナ感染症例の非糖尿病コロナ症例との後ろ向き比較観察研究
- めまい診断における眼球運動解析の有用性についての検討
- 多発性骨髄腫患者に対するKRD療法、KD療法の有効性と安全性の評価
- COPD合併症癌の予後に関する多施設共同研究