TOP 診療科・部門 放射線科部・核医学科部 マンモグラフィ
マンモグラフィ
マンモグラフィとは

乳房のX線撮影をマンモグラフィといい、専用の装置で行います。腫瘤や石灰化、乳腺の構築の乱れを見つける検査で、特に超音波検査では見えにくい微細石灰化の検出に優れています。
乳房を撮影台の上に乗せ、均一な厚さに引き伸ばしてから透明な板で圧迫固定をして撮影します。
- 痛みを伴うことがありますが、耐えられる範囲で最大の圧迫を行います。我慢できない場合は圧迫の強さを調整しますので遠慮なくお申し出ください。
当院では、検査時の肌の露出を最小限にする為に、専用の検査着(右写真)をご用意しています。
使用装置

FUJIFILM社製 「AMULET Innovality」(2018年導入)
通常の撮影に加え、トモシンセシスの撮影も可能です。
- トモシンセシスとは、X線管を移動させて複数回の照射を行い1mm厚の乳房断層画像を作る撮影です。
- 乳腺組織の重なりが取り除かれることで、通常のマンモグラフィで見えにくかった病変の存在が明確になったり、逆に正常乳腺組織のみであると判断できることもあります。
トモシンセシスガイド下吸引式組織生検システムを搭載しています。
「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得しています

日本乳がん検診精度管理中央機構の審査により、機器管理、画質評価、線量評価で全て基準を満たす施設として認定されています。撮影は検診マンモグラフィ撮影技術認定(同機構)を取得した女性技師が担当します。