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放射線治療

放射線治療とは

放射線治療とは、がん治療の三本柱で、手術療法・化学療法・放射線治療の1つとされています。  

放射線治療は手術に比べると、ほとんどの臓器で形態・機能を温存することを特徴としています。一方、手術困難な部位においても比較的容易に照射可能です。一部を除いては外来通院で照射することもでき、病気を治癒する根治照射や痛みによる症状緩和を目的とした対症・姑息照射まで幅広く用いられています。  

放射線治療装置を2010年10月1日に導入し、稼働を始めました。京都大学医学部付属病院と連携のもと放射線治療医による週二日の診察・治療計画、複数担当技師によるダブルチェック、治療計画検証などを例外なく行い、安全かつ確実に治療する体制を整えました。さらに、毎回の照射では、従来行っていた皮膚ライン(患者体表に印している)合わせだけでなく、より精度の高い画像照合装置(キロボルトX線)を用いて、最終的に病巣の位置ずれを小さくして照射しています。

放射線治療医、放射線治療技師、看護師からなる「放射線治療チーム」として一致団結し、治療にあたっています。それぞれの職種が技術や長所を生かして、患者さんに安心して放射線治療を受けていただけるように心がけています。

放射線治療に使用する装置

リニアックとは、医療用直線加速装置(Liner Accelerator)の略称で、体外から放射線(X線・電子線)を照射するための装置です。電子を高速に加速させ、金属ターゲットに当てた場合は、X線を発生させ、直接用いた場合は電子線になります。X線はエネルギーにより若干異なりますが、身体に入射されると皮膚表面では放射線の吸収が比較的少なく、ある一定の深さで放射線の量はピークに達し、これを過ぎると緩やかに放射線量は減っていきます。さらには、側方向への放射線の広がりも小さいため、病巣の形に適合させたり、多方向から放射線を集中させて照射することもできます。

リニアック(放射線治療装置)

リニアックとは、医療用直線加速装置(Liner Accelerator)の略称で、体外から放射線(X線・電子線)を照射するための装置です。電子を高速に加速させ、金属ターゲットに当てた場合は、X線を発生させ、直接用いた場合は電子線になります。X線はエネルギーにより若干異なりますが、身体に入射されると皮膚表面では放射線の吸収が比較的少なく、ある一定の深さで放射線の量はピークに達し、これを過ぎると緩やかに放射線量は減っていきます。さらには、側方向への放射線の広がりも小さいため、病巣の形に適合させたり、多方向から放射線を集中させて照射することもできます。

電子線は、コーンと呼ばれる筒状の機器をリニアックに取り付けて照射します。 皮膚表面付近の病巣の治療に適しており、あるピーク深さを過ぎると放射線の量は急激に減っていき、側方向の放射線は、X線よりやや広がる傾向があります。

一般的に、X線は深く、電子線は浅い部位など実際の放射線治療の目的に合わせてそれぞれの特徴を活かして用います。