TOP 診療科・部門 放射線科部・核医学科部 アンギオ室
アンギオ室
概要
アンギオ室では主にIVR(Interventional Radiology)を行っています。
IVRとは外科手術のような切開をすることなく皮膚の上から針を刺してカテーテルを用いて体の中の臓器や血管の治療を行う方法です。使用する針やカテーテルは数ミリ程度と小さく、処置後の傷もほとんど残りません。そのため、患者さんの体への負担が少ないという特徴を持っています。
IVR以外にも装置やアンギオ室の特性を利用した様々な診療科における検査や治療を医師・看護師・コメディカルスタッフで行っています。
機器
据置型デジタル循環器用X線透視診断装置 Alphenix INFX-8000C
特徴
12インチx16インチ視野対応平面検出器搭載で心臓・腹部・下肢などすべての検査治療に対応している。
実績
循環器科
狭心症・心不全に対する経皮的冠動脈インターベンション(PCI)
下肢閉塞性動脈硬化症に対する経皮的血管形成術(PTA)
徐脈性不整脈に対する一時的ペースメーカー・永久的ペースメーカー植込み
肺塞栓症・深部静脈血栓に対する下大静脈フィルター留置
消化器内科
肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓術(TACE)
肝膿瘍に対する経皮経肝膿瘍ドレナージ(PTAD)
胆汁の流出障害に対する経皮経肝胆管ドレナージ(PTCD)
糖尿病・内分泌・代謝内科
原発性アルドステロン症の局在診断のための副腎静脈サンプリング