高次医療機関との連携
当院では、下記のような特殊な検査・治療を行える高次医療機関との連携を行っております。
HBOC(Hereditary Breast and/or Ovarian Cancer Syndrome)
「遺伝性乳がん・卵巣がん」とも呼ばれ、BRCA1遺伝子、BRCA2遺伝子と名付けられた2種類の遺伝子に生まれつきの変化(病的変異)があると、 乳がんや卵巣がんを発症する可能性が高くなることが分かっています。
当院では治療目的での遺伝子検査(コンパニオン診断)を行っていますが、予防目的の遺伝子検査は高次医療機関と連携しています。
妊よう性の温存
乳がんの治療で長期のホルモン療法や閉経の早期発来を起こす化学療法などにより、妊娠の機会や能力を失っている現状があります。 しかし最近では医療技術の進歩やデータの蓄積によって一定の制限付きながら、がん治療後の妊よう性(妊娠する機能)を温存するための治療法も試みられるようになってきました。