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【受付時間】

平日(午前8時00分〜午前11時30分)

2科以上の受付は11時00分までになります
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CT検査

80列MDCTによる心臓CT検査(カテーテルを使用しない冠動脈造影検査)

当院では心臓CT検査を実施し、カテーテルを使用せず非侵襲的に心血管の検査が可能となっております。この検査で異常が見つかればカテーテルによる更なる精査・治療を行っています。

冠動脈CTによる冠動脈の評価

心筋シンチグラフィー(201Tl,  123I-BMIPP,  99mTc-MIBI,  123I-MIBG)

心筋シンチグラフィーでは、放射性医薬品(RI)を注射して薬から放出される微量のγ線を体外のカメラで撮影します。薬は心筋に流れ込む血液の量(冠動脈の血流)によって集まる程度が異なります。この薬の集まる程度から、心臓に血液が十分に届いているかどうかを判定します。

負荷時(左)に前壁の心筋に血流の低下(紫色の領域)を認めるが、安静時(右)には血流は回復しており(赤色の領域)、前壁を栄養する冠動脈狭窄による虚血が強く疑われる。
負荷時(左)に前壁の心筋に血流の低下(紫色の領域)を認めるが、安静時(右)には血流は回復しており(赤色の領域)、前壁を栄養する冠動脈狭窄による虚血が強く疑われる。

心筋シンチグラフィーでは多くの場合で運動や薬物などの負荷をかけて検査を行います。冠動脈が狭窄している患者さんで、日常生活では困らないものの早歩きや坂道、階段を上ったりすると胸痛や息切れなどの症状が出てくる方が多くおられます。運動によりいつもよりも多くの血液を必要とする時に、必要な血液を送ることができないぐらいの冠動脈の狭窄があるためです。心筋シンチグラフィーでは運動や薬物などで負荷をかけた後に放射性医薬品を使用して心筋に流れ込む血液の量を判定します。これを安静の場合と比較することで、心臓の負荷状態と安静状態での血液の流れ込む量にどのくらいの差があるのかを 評価します。この検査により冠動脈の狭窄を治療する必要があるかどうかの判定の参考になります。当院ではRI装置がCT(吸収補正用)と一体化した最新のSPECT-CT装置を導入しており外来・入院を問わず検査を行っています。