2025年09月05日メディア
ERCP後の氷水による冷却が膵炎予防に有効な可能性を確認 [論文発表]
内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)の後に、氷水を注入して十二指腸乳頭部を冷却することで、術後膵炎(Post-ERCP Pancreatitis:PEP)の発生率を低下させられる可能性があることが分かりました。
この成果は、国内多施設共同による無作為化比較試験「EUTOPIA試験」によって明らかになったものです。医学研究所北野病院(大阪市北区)が2025年8月28日に発表し、研究結果は2025年7月10日付で国際医学誌 American Journal of Gastroenterology に掲載されました。
本論文の筆頭著者は、高槻赤十字病院 消化器内科副部長の東俊二郎医師です。
日経メディカルの記事URL
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202509/590050.html