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「関節リウマチ」について

 関節リウマチは、関節に起こる炎症がもたらすつらい痛みや腫れ、変形を特徴とする病気です。 また、微熱やだるさ、食欲不振などの全身の症状に悩まされることもあります。炎症の慢性化により、関節の骨や軟骨が破壊され、 関節が変形してしまうと、日常生活に支障をきたし寝たきりになることもあります。
 ウイルスや細菌など“抗原”といわれる異物が体外から侵入してくるときに、体内で“抗体”という武器をつくり、異物を攻撃し排除する しくみを免疫といいます。 関節リウマチは、いまのところはっきりした原因はわかっていませんが、免疫の異常が関わっていることは確かなようです。 なんらかの原因で免疫の機能に異常が起こると、からだのなかの大切な成分を異物とみなして抗体をつくってしまい、自分自身を攻撃することがあります。 これを自己免疫疾患といい、関節リウマチは、この疾患のひとつとされています。

関節リウマチの早期診断とエコー

薬物治療の進歩とともに関節リウマチの早期診断の重要性が広く認識されエコーの進歩ととも普及してきました。 ごく早期の病変を把握できる画像診断として、MRIやエコー検査は単純X線画像ではわかりにくい病変やびらんに有効です。 これまでエコー検査では骨びらんは単純X線に比較して関節リウマチの早期では6.5倍、進行期でも3.4倍の検出感度を持つとされ、 造影MRIによって診断された滑膜炎をエコー検査パワードップラーモードでは感度88.8% 特異度97.9%で検出します。 パワードップラーモードは疾患活動性と良く相関することが示されています。

当科では水曜日15:00よりエコー外来(完全予約)を行っています。

右示指PIP関節側面(グレースケール)
関節の腫脹が認められる

右示指PIP関節(パワードップラー)
滑膜炎の増殖が認められる
骨自体に浸潤しており骨びらんと考えられる

■患者さんへ

○生物学的製剤 ○

免疫の異常に働きかけ、進行を抑える抗リウマチ薬や炎症を抑える非ステロイド性抗炎症薬の他に早期に関節破壊を防ぐ治療薬、生物学的製剤(TNF阻害薬)も使用しています。

点滴

皮下注射

■医療関係者の方へ