人工関節(変形性関節症および関節リウマチの手術療法)
変形性膝関節症、変形性股関節症および関節リウマチの治療法には、『保存療法』と、『手術療法』があります。
『保存療法』は、手術をせずに、薬や運動などによって関節の症状をやわらげる治療法で、主に薬物療法、運動療法、装具療法があります。
『手術療法』には、人工関節全置換術、骨切り術、内視鏡手術などがあります。
治療法は、患者さんの病気の種類、関節の損傷程度、年齢、筋力の程度、体重、日頃の運動量、職業、本人の治療に対するモチベーション、 治療に費やせる時間などを考えて判断されます。しかし、最終的に治療法を決めるのは患者さん自身です。 積極的に治療に参加し、医師やご家族とよく相談して決めましょう。


【人工膝関節置換術】
人工膝関節は最新の生理的に近い機能再建と、耐用年数が長く一人ひとりの関節の形に合う人工関節を用いることにより、 患者満足度の高い手術をめざしています。


【人工股関節置換術】
人工股関節はなるべく股関節周囲の重要な筋肉を温存しMIS(Minimally Invasive Surgery)を症例に応じて施行しています。
■人工関節置換術はクリーンルームで行っています
人工関節置換術はバイオクリーンルームで行っています。
フィルターを通した空気を常に部屋に送り込み、二重扉と陽圧で管理した清潔な手術室を使用します。 米国航空宇宙局NASA規格清浄度クラス「100」に相当するバイオクリーンルームです。
