当科の特徴
当科では一般的な婦人科診察に加えて、下記検査を随時施行しております。
拡大鏡検査
子宮頚部細胞診(子宮頸がん検診)で異常が認められた際に行います。
子宮頚部に酢酸を塗布し、拡大鏡を用いて異常な細胞が検出された病変を特定する検査です。病変を特定した後、組織採取を行い病理検査で診断をつけます。
子宮鏡検査
子宮頚部に異常がない不正出血や子宮内膜の肥厚を認めた場合の精査目的に行う検査です。
3mmほどのファイバースコーブで子宮の内部を観察する検査となります(胃カメラ、大腸カメラと同様の検査になります)。子宮鏡を用いて子宮内宮の観察を行い、出血や内膜肥厚の原因を検索します。こちらの検査も、検索を行った後に組織採取を行います。拡大鏡検査とは異なり、子宮鏡検査時の組織採取は局所麻酔を使用して行います。
主要な対応疾患
主として良性疾患に対する治療を行っております。
子宮
子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮頚部異形成、月経困難症、過多月経、子宮脱、子宮下垂など
卵巣
良性腫瘍全般
悪性腫瘍が疑われる場合は、速やかに精査を行い高次医療機関に紹介させていただいております
その他
子宮内膜症、更年期障害