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研修期間は「自分が描く将来像」に向けた基盤づくり

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いつまでも研修医の精神を忘れずに

柔軟な働き方と協力体制が魅力

他県の野戦病院と呼ばれるような病院で研修を経験しました。
1年目では800件以上の救急患者の診療、朝の採血、病棟回診のサポートに従事し、2年目では病棟の管理や救急入院患者のケアなどを担当しながら、学会発表や勉強会での発表(英語、日本語)も多く経験しました。

このような経験を経た中で感じた当院の特徴は、他の科との壁が低く、相談しやすい雰囲気です。 自分がやりたいこと(学会発表、国内外への出張)は上司に相談の上、実現できます。 他の勤務先と比較して、かなりの休暇が取りやすく、柔軟な働き方が可能だと感じました。 育休や産休も他の専攻医の方々を含めて取得しやすく、積極的に活用している方が多い印象です。

感謝の手紙が心の支えに

当院で初めて診察させていただいたがん患者の方が、終末期に入った際には、同年代の家族に対して病状説明を何度も行い、真摯に向き合ってきました。その方自身と家族の方々は、頑張り抜いてくださり、休日にお亡くなりになりました。その後、家族から手紙をいただきました。手紙には、「先生に診てもらって本当に良かった」という言葉が書かれており、その言葉に励まされると同時に、私が心が折れそうになった時にはその手紙を読み返しています。今では私にとって、心のお守りのような存在です。

未来のための基盤づくり

研修医や専攻医は異なる立場にいながらも、将来どのような医師になるかを築くための基盤を作っている時期です。私自身は、家族全体を診ることができる医師になりたいという思いで、現在も研修に取り組んでいるのですが「研修医や専攻医としての期間で○○までできればいい」という考えではなく、謙虚な姿勢を持ち、いつまでも研修医である気持ちを忘れずにいることが重要だと信じています。興味をお持ちいただいた方々と一緒に働いていけることを心から願っています。一緒に成長しましょう。