森先生

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親身になって教えてくれる環境だから、深く充実したプログラムに。

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多彩な成長手段と温かい環境

多彩な経験と刺激

研修の一年目では、呼吸器、消化器、循環器、糖尿病・内分泌といった内科領域を比較的網羅したプログラムが提供され、内科疾患の診断に必要な基礎を築くことができます。この基礎を活かして当直に従事し、救急診療において重要なポイントや優先すべき事項を判断する力を養っています。

二年目には、残りの必修科目の研修と選択科目の研修が行われます。
私は選択科目として大学病院以外の市中病院や離島での研修にも挑戦しました。そこで他の研修医や医療従事者と積極的にコミュニケーションを取り、彼らの考え方やその地域に特有の疾患などを学ぶことができ、非常に貴重な経験となりました。
また、一年目で回ってみて興味を持った科目を再度選択することもできました。

このように、当院では必修科目をすべて経験した後に選択科目を比較的自由に回ることができるため、様々な環境で経験を積むことができ、日々新たな刺激を受けながら成長しています。

入職を決めたポイント

病院見学の中で関わった方々はとても優しい人たちで、学生の私に対しても教育的なサポートをしてくださいました。
多くの手技経験ができる環境であること、そして少人数の研修医が一人ひとりをしっかりとサポートしてくれること、そして離島での研修の機会があるという点も、入職を決める要素となりました。

また何よりも、私は「患者さんに優しく接することができる人は、同じ職場で働く人々に対してもその人の背景を考慮した上で優しく接することができる人」だと考えています。その点からも、当院に入職したいと思い、入職しました。

優しさと協力に溢れる医療チームの魅力

各科を回る際には、専攻医の先生から診療科部長の先生まで親身になって教えていただける環境です。
これは当院ならではの距離感だと思っています。同様に、他の科の先生方にも気軽に相談できる環境があり、働きやすさの一つとなっています。

全ての医療従事者の方々が優しく、医師だけでなく、他の職種の方々からも気軽に教えてもらえることは、非常に勉強になります。
看護師や放射線技師など、院内での勉強会に率先して参加される方々の熱意にはとても驚かされます。

また他の病院での研修があることは、様々な人々との出会いや新たな知識の発見があり、自分自身の客観的な評価を行うこともできるため、非常に楽しいです。

コミュニケーションの成長と信頼の築き方

他病院での研修生活でもコミュニケーション能力を向上させることができますし、当院でも患者さんとのコミュニケーションを大事にするようになりました。信頼関係の構築という点ではもちろん重要ですし、研修を始めた頃から病室に通い、今まで担当患者さんに質問をいただきつづけたことで患者さんの疑問に答えることが少しずつできるようになってきたことが自分の中で成長したことであると考えます。

また、本病院は一年目で外科も回ります。自ら考え、手を動かすことを教えていただける外科での経験から本病院は内科の基幹病院ではありますが、内科での手技における基本的な動きや考えたにも通じており、自分自身の基本的手技の上達につながったと感じております。他病院の産婦人科で手術に入らせてもらったときには動きがよいと褒めていただいたこともありました。