緩和ケア病棟

スタッフステーション便り

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就任して3年が経ちました(平成27年2月4日)

平成23年3月から緩和ケア病棟の看護師長の任を担い早いもので、もう3年が経ちました。 もともと助産師という職業柄でしょうか、母と子に接しながら人間ひとり、この世の中に生まれるたびに、とてつもなく大きなドラマがあるな~と。 母のお腹の中にいるときも、まだ見ぬ赤ちゃんのために、周りの人たちは、あーだ、こーだと考え準備に走り、時に心配しながらやっとの思いで出産に至る。 小さな小さな赤ちゃんに振り回されて・・・と思うこともあるけど、それが「命の重さ」なんだなと・・・


緩和ケアでたくさんの患者さんに接してまいりました。 その中で、人として 「生」の時が終わろうとするその最期の瞬間まで「命の重さ」を大切にした看護の提供をしたいと思っています。


最期の時間までその方らしく生き、その時間をできるだけ穏やかに、そしてご家族と共に過ごして頂けますよう、 これからもチームメンバーと共に日々、努力させて頂きたいと思っています。


この『スタッフステーションだより』がしばらく更新できなかったことを深くお詫びいたします。 これからは不定期ではありますが、再開していきたいと思っています。 その間、高槻赤十字病院の緩和ケア病棟では私を含むスタッフの入れ替えがありました。 行事の想い出の写真と一緒に、平成26年度の新入職者の4名の今をご紹介させて頂きます。

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看護師 A

私は看護師になって6年目で、昨年の4月から高槻赤十字病院の緩和ケア病棟で働いています。 それまでの5年間は抗がん剤治療を行う病棟にいたので癌患者さんを対象にしている点では同じでしたが、 緩和ケア病棟では患者さんの痛みやしんどさなどの苦痛な症状を和らげたり、 患者さんのペースでその人らしく過ごせるようにお手伝いすることがメインになっています。 ですので、病気だけではなく、その患者さん自身をよく見てよく知ることが一般病棟以上に大切になるんだなと日々実感しています。 今までこのような視点で患者さんに関わることが少なかったので、患者さんやご家族とどのように接したらいいかと悩むことばかりですし、 私にとっては難しいことだらけです。 患者さんはしんどい時間もどんどん多くなってきますが、その中でも散歩したり外の景色を見て患者さんが笑顔になったり家族と過ごされて 穏やかな姿が見られるととても嬉しくなってもっと頑張ろう!もっと患者さんと家族を支えたいという気持ちが大きくなってきます。 まだまだわからないことが多く日々学ぶことばかりですが、患者さんやご家族の笑顔と「ありがとう」をパワーにして、 これからも患者さんが良い時間を過ごすサポートがでるように頑張ります。


看護師 B

10月から念願叶い緩和ケア病棟へ異動となりました。まだ不慣れで緊張した日々を過ごしています。 まだ新人の私にも患者さんや家族が今までの人生を語り涙されることがあります。辛いからこそお互いを思いやり、感謝して、 家族でありがとうの気持ちを伝え合う場面にも遭遇しました。 そんな人生の1ページに関われる、奥深い素敵な病棟だと感じています。 「あなたに看てもらって良かった」と思っていただけるよう、あたたかい看護師を目指して頑張りたいと思います。 最後に趣味である登山で鍛えた体力は援助時のひとつの武器になります。力がいる援助や山の話には自信があるので、必要な時はどうぞお声かけを(笑)


看護師 C

緩和ケア病棟に異動になり約半年が過ぎました。第一印象は温かみのある造りとガーデンの美しさです。 ガーデンはボランティアさんによって管理されたお花や木々達は四季を感じさせてくれます。 患者さんと行くガーデンへの散歩は時間も忘れられるような患者さんの穏やかな表情に私自身の癒しとなっていきました。 患者さん、家族にとって人生のなか貴重な時間となると思われます。その貴重な時間を共に過ごさせて頂くことは、 看護師としても一人の人としても教えて頂く事が多くあり私個人としても貴重な時間だと思っています。 少しでも苦痛が緩和できるように、辛い時やうれしい時そっと寄り添えることができるよう患者さんと家族が心安らぎ穏やかな時間が過ごせるよう、 チームの一員として頑張りたいです。冬の間はお散歩に行くときは寒い季節となりますが、季節の行事もあり共に参加できることを楽しみにしています。


看護師 D

私は子育てが一段落してから看護師となり、一般科・精神科を経て緩和ケアを希望して当院へ転職してきました。 その人らしさに寄り添う看護の探求と、家族ケアがしたいと思ったからです。 緩和ケア病棟では、患者さんがこれまでに歩んで来られた軌跡や、ご家族の思いをとても大切にしています。 私自身、まだまだ未熟ではありますが、患者さんひとりひとりの“人となり”を知り、ケアに活かすことにとてもやりがいを感じています。 ご家族と関わりの中では、大切な人を思う気持ちに心を打たれることや、正解のない答えを一緒に考え悩むこともあります。 これら日々の体験は、看護師としてのみならず、人としての貴重な学びを得ていると実感しています。 これからも、ひとつひとつの出逢いに感謝し、学ばせていただいたことを次に出逢う患者さんとご家族にお返しし、 私らしい看護を行っていきたいと思っています。




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