緩和ケア病棟

スタッフステーション便り

バックナンバー

七夕に願いを(平成18年8月1日)

緩和ケア病棟の裏にある尾広池では、この時期、夜になるとウシガエルの泣き声が響き渡り、もうすぐ蝉の鳴き声で賑やかになる季節となりました。


先日、緩和ケア病棟では月行事の七夕のイベントがあり、多くの患者さんとご家族に参加していただきました。今年の笹はスタッフのUさんのお父さんが裏山からとってきてくださり、患者さんとボランティアさんが一緒に作った飾りと、願い事が込められたたくさんの短冊で華やかな笹に変身しました。


短冊の中には『アイドルになりたい』とお孫さんが書かれた可愛らしい願いや、スタッフへの感謝の気持ちを書いてくださった短冊もありました。
『大好きなおばあちゃんが元気になりますように』『息子と親子でいれたことに感謝します』など大切な家族を思う気持ちがいっぱい込められた短冊も多くあり心を打たれました。
先日、お若い方が旅立たれました。残された子供さんは「パパはお星さまになるんだ」と理解していましたが、いよいよの時には「まだ外は明るいからダメだよ」と泣きながらお父さんにしがみついていました。とても切ない場面でした。星を見上げて思う気持ちは人それぞれでしょうが、先立たれる方が星になり見守っていると思えればいつも夜空を見上げ励まされるのではないでしょうか。
私達はいつも、「少しでも患者さんとご家族の苦痛が少なく穏やかに過ごしていただけたら」、「ご家族の方とのよい時間がつづきますように」と願っています。
今年の七夕は生憎(あいにく)の天気でしたが、この願いがいつも、いつまでも天に届きますように…

m.k

このページの先頭へ
高槻赤十字病院  高槻市阿武野1丁目1番1号  TEL 072-696-0571(代表)  ©2010 TAKATSUKI RED CROSS HOSPITAL