診療科・部門案内

救急科

特色

 救急医療
 当院の救急診療は、適度な規模で各診療科間の関係も良好であるという佳き伝統が功を奏して、スムーズな連携が長所です。 平日日勤帯は常勤の救急専門医(日本救急医学会認定)2名、各診療科専門医師、さらに連携する近隣大学病院の医師(救急医や総合診療科医など)が 協力し合って、救急搬送及び自己来院される患者さんの疾病や外傷の診療を行ないます。休日夜間は内科系・外科系の当直医が初療を担いますが、 必要時には各専門医へのオンコール体制も整備しており、可能な限り迅速な緊急検査・手術・処置を受けていただけるよう努めています。
(例:心臓カテーテル検査、消化管内視鏡検査、各種手術等)

 診療実績は救急車による搬送が年間2590名、ウォークインの方も含めると総数6680名でした(平成30年度)。 絶対数は、繁華街から少し離れた住宅街に位置する関係で必ずしも多くありませんが、高槻市内のみならず隣接する茨木市からの搬送も多く、 時には摂津市・島本町・箕面市・吹田市・豊中市・亀岡市などからの診療要請も受入れ、実績は年々増加しております。
(例:救急車搬入は2209名(H26年度)→2590名(H30年度))

 建物の古さには抗え(あらがえ)ませんが、スタッフは日々研鑽に努め、検査や治療のための機器も逐次新しいものにアップデートしており、 来院された患者さんに安心して医療を受けていただけるよう取り組んでおります。急性期の治療を受けられた患者さんは、当院ならではの静かで環境の良い 病室で療養して頂き、それぞれのニーズに応じて患者支援センターの医療ソーシャルワーカーや連携担当者らと協力して介護サービスや療養施設等への 橋渡しをお手伝いし、個々の患者さんが退院後もなるべく良い環境で療養して頂けることを目指して、 "ワンチーム" 体制で取り組んでおります。
 

 教育研修や広報活動
■ 院内職員のための勉強会
毎月様々なテーマで勉強会を行ない、レベルアップを図っています。心肺蘇生トレーニング(ICLSやJMECC等)も実施しています。

■ 救急隊員向けの勉強会
日頃お世話になっている近隣の消防本部の方々を対象に、勉強会を開いています。
■ 出前講座
近隣のコミュニティや福祉協議会の皆さまへ当院の医師が講演活動を行い、好評を博しております。



■ 院内活動 ―RRT― 
RRTとは "Rapid Response Team" の略で、院内の患者さんの各種急変の予防もしくは対応を行なう医療チームです。 近年医療安全の見地から、その重要性が着目されていますので、当院でも救急部を中心に循環器内科や呼吸器内科などが協力して取り組んでいます。


■ 災害救護活動
 日本赤十字社に所属する医療機関ですから、伝統的に災害救護にも注力しており、東日本震災 (2011年)・ 熊本地震 (2016年)西日本豪雨 (2018年) などの大規模災害には毎回赤十字救護班が参加してきました。
 2018年6月の大阪北部地震では、当院の施設や職員も被災しましたが、院内の患者さんの安全確保・院外からの負傷者受入れを迅速に行ない、 診療機能を速やかに再開させつつ(BCP = 災害時事業継続計画を策定済み)、近隣の避難所への巡回活動をも実施致しました。
 有事への備えとしては、専門研修を積んだ赤十字救護班を計5チーム編成、近年にはDMATとの連携や協働を深めております(大阪DMAT隊員も在籍)。 敷地内の災害救護倉庫には災害支援物資や資機材(大型救急車、輸送トラック、診療テント等)を常備して随時派遣可能です。 (Facebook関連記事へ)
 当院は、地理的に東西南北方向への主要高速道路や鉄道へのアクセスが便利、海岸や河川からは一定の距離と海抜高度がある(津波や水害のリスクも低い)、 さらに断水に強く(日常より山崎~西山山系の地下水を利用しており、大阪北部地震においても周辺で断水が多発したにも関わらず、 透析を含めて水に困らずに診療継続することができました)、災害に有利な条件を兼ね備えております。
 限られた人員や資機材ではありますが、職員の災害救護への関心や意識は非常に高く、万一の際に少しでも被災された方々のお役に立てれば…と考えています。


≪平成31年及び令和元年度に参加した救護活動≫

[ ※1   詳細は Facebook関連記事広報誌をご覧ください ]
*いずれも実際に救護チームが活動した実績であり、名義のみの訓練等(無線連絡のみや机上訓練など)は含んでおりません。

未だ診療体制や教育研修等において課題が山積しており、皆様へご不便をお掛けするかもしれず申し訳ない限りですが、今後も近隣消防本部の救命士の方々や 行政機関、院内では各診療科や多職種のスタッフ達と協力し合って、救急・災害医療体制の充実に努め、地域住民の皆様のお役に立てれば嬉しく思います。 今後とも何とぞ宜しくお願い申し上げます。

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